サトームセンみたいな名前の

2006/05/29

むかしのひび

私の住む町には、全国的に名が知られたお店がいくつもあります。すきな人は遠方からはるばるおしかけスクランブルして買いに来たりもするそうです。たとえばわらびもちのお店とか、あぶらとり紙のお店とか、マニヤックルな本屋さんとか。かたや私はというと、灯台もと暗しなのか、近すぎるがゆえにあたりまえの幸せに気づかなかったのか(泥酔)、それとも単にはやりごとに関心がないだけなのかわかりませんけれども、まったく知らないものが多くてですね。他県の人から「○○って有名だよね」と言われて初めてその存在を知る、なんてこともしょっちゅうです。穴があったら以下略。<なにを略したんだよ
とあるかばん屋さんもそのひとつです。市内ではかなり人気なんだそうで(←この時点で激しく疎外感)、じっさい町を歩いていると、そのお店のかばんを持っている人をひっきりなしに目にします。すみっこに名札みたいなロゴが縫いつけてあるのが特徴です。ところがこのお店、経営のトラブルをめぐって経営者の一家が対立し、とうとうお店がふたつに分裂するという事態にいたりました。……という報道がNHKニュースの地方版で流されたんですが。一店舗の家庭内のもめごとがニュースになるって相当なことじゃございません? それくらい、このかばん屋さんに対する地元の注目度は高いっていうことなんでしょうね。

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