ただのふたりとして出逢えたんだとしても

2003/01/13

むかしのひび

削。きょうはひたすらやすりをかけました。以前ひびでカップを落として取っ手の部分を割ったことを書きましたが、本体はまだ形をとどめていたので捨てるに捨てられませんで、まだなにかに使えるかもしれなくて、というか旅行のおみやげですし、しばらく台所に放置してありました。放置というよりむしろすでに何度かお茶入れたりしてたのですが、欠け口のところでけがをしたら危険ですので、ちゃんと使えるようにしてあげようということで、すこし残っている取っ手の部分をきれいにけずることにしました。磁器をけずれるやすりがあるかどうか疑問だったのですがそれらしいものを工面してきましてさっそく作業開始。がりがりがりがりがりがりがりがり。ぜんぜんだめです。欠け口の表面がちょっとたいらになりそうな予感程度。<予感って カップの側面には上下それぞれ1~2㌢㍍ほど取っ手の部分がのこっていまして、まずはこれをできるだけ短くすることからはじめなければならないようです。あいにく自宅に金づちなどたたけそうなものが見当たらなかったおんちゃん、おもむろにベランダに飛び出しました。そしてコンクリートの壁にガン!!! 親の仇のようにたたきつけます。ガンガンガンガン…ぱきっ。いいかんじに取っ手の部分が割れて短くなりました。よい子のみなさんはけっしてまねをしないでください。さいわいカップ本体は割れなくてすんだのですが私の思い出はこなごなに粉砕された気分です。それはさておき作業再開です。がりがりがりがりがりがりがりがり。さすがにカップはかたくて出っぱりが完全にひっこむまではいかなかったのですが、欠け口のでこぼこをなめらかにするくらいはできたのでけがの心配はなくなりました。そんな彼の復帰戦ということでさっそく紅茶を入れたところ、つかれたのかすぐにうとうとしてしまいました。

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