アニメ感想
フルーツバスケット 2nd season
(全25話)モモかわいすぎか。<あーわかったわかったそういうのいいから
今期も満足のクオリティです。
最終回であそこまで明かされるとはという感じでしたが。
シンデレラっぽいもの完全映像化など、シリアスとギャグの黄金比も健在です。
シリアスのほうでは、別荘に慊人が現れてからの緊迫感が際立っていました。
原作でも息が詰まるようなパートですが、十二支たちの心情の変化や重苦しい空気が映像でより伝わってきます。
あと依鈴も印象が変わりました。
気の強い態度や他人を寄せつけない雰囲気よりも、失った過去に縛られる心の弱さがよりていねいに描かれていた気がします。
中盤の大きなテーマである十二支の呪いですが。
あらためて触れて感じたのは、実は草摩家に限った話ではないのではないかと。
「絆が呪い」という言葉は、むしろ現実世界で実感することが多い気がします。
家庭内や身の回りの地域、所属する組織など。
不当な抑圧や監視の目があったり、無用なルールや同調を強いたりはあらゆるところで目にします。
そしてそれを人間関係だ連帯感だ絆だと称して美化する風潮。
支配に苦しめられている人にとっては呪い以外の何物でもないでしょう。
ぼく自身も、田舎の人間社会を嫌って飛び出してきた一人ですし。
神と物の怪憑きとの間柄として、ファンタジー要素を交えて描かれていますが。
実は似たような構図が現実の至るところに存在するのではないでしょうか。
登場人物の多くと同じように、家庭や学校など身近な対人関係に悩んだり生きることの困難さにぶち当たったり。
そんな人たちに寄り添い、前を向く支えとなる作品なのかもしれないと思いました。
余談ですが、カズレーザー先生の直前特番も面白かったです。
普段知ることのない男性声優の人となりを垣間見る貴重な機会となりました。
うまよん
(全12話)短いから何の気はなしに見てた、という程度です。
コミカライズ版主役のオグリキャップもおるやん。
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