あまくだryの本棚より
安達としまむら (1)~(7)
(入間人間/電撃文庫)積極的に百合を摂取するという今年の目標(初耳)の一環で一気読み。
途中まで低空飛行でしたが電話のアレで一気にリビドー爆発でした。
あの巻と次巻はレイニー&パラソルって感じ。<他作品でたとえるな
しかし…、あの極度の内向性は自分を見ているようだし、手放しでは
喜べないというかこのまま進展してよいものか一抹の不安を覚えます。
まあ作者がラブコメだと言っているので信じることにしましょう!
作品に興味持ったきっかけは、ガンガンONLINEのコミカライズ版を
たまたま読んでたら友達と遊びに行くのにチャイナドレス着てくると
いうくだりがあって、その奇行に一気に引きつけられたというか。
やっぱり基本変人が好きなようです。百万畳ラビリンスの礼香とか。
…安達の場合は変人以上にコミュニケーション弱者でしたが。
恋愛経験のない男がちょっと親切にされただけで好意持つみたいな?
漫画やラノベにありがちな展開――一つの出会いをきっかけにして
人間関係がどんどん広がっていく――へのアンチテーゼというか、
現実はそんな都合よくいかないだろ…という疑問に解を示した点では
目新しさや痛快さがありますが、基本暗いというか地味な展開です。
そんな灰色の青春を塗り替えていく一筋の光、であってほしいなと
願います。おたがいに希望を見出して自分が変わっていくみたいな。
具体的に言うともっとキャッキャウフフが見たいです!(台なし)
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