春ごろの話になりますが(<それ日記ちがうしな?)、ちょっくら駅前に行ってきたんです。待ち合わせのために某タワービルの前でたむろっちしていると、歩道をはさんで反対側に人がずらーりお並びのご様子。大学生くらいの人たちが、それぞれ横断幕やポスターや箱を持っています。そう、募金活動CHU!でした。いいことしているなあと思いつつ、私は五百円玉しかないからやめ。募金をせびられないよう一定距離をキープしつつ傍観してたんですが(最低だ)、観察日記しているうちにおもしろいことがわかってきました。それは慈善活動にいそしむかれらではなく、その前を通りすぎる通行人の動きの法則性というか傾向と対策というか。まず、だれも関心を示さない時間帯がありーの。横目で見たりビラを受け取る人はいますが、立ち止まったり実際に募金をする人の姿はありません。そのうち動きがあります。だれか一人が勇気を出して募金箱にお金を入れると、あとに続けとばかりに何人かが募金箱のほうに寄り集まります。で、だれかが募金している様子が目にとまったほかの通行人が、やはり立ち止まって募金しに行って、またそれを見た人が…、といったように、つぎつぎと連鎖がつながるというかヒットコンボが加算されるというか玉突き事故というかフィッシング詐欺というか(後半何)。で、連鎖がとぎれるとまた動きのない静かな時間帯、というふうにおもしろいくらい交互にやってくるんです。しましまマンセー。<ん?
というわけで。人間の心理のおもしろさを垣間見た気がしました。募金したい気持ちはあるけれど自分が先陣切るのはいやだっていうか。もうひとつ気がついたのは、人通りがすくないときは募金する人もあまりいなくて、逆に人通りが多いときはぐわーっと増えるんです。これはあたりまえといえばあたり前田千亜紀(マイナー)かもしれませんが、でも裏を返せば、ギャラリーが多くなったときに格好つけてやろうという魂胆があらわれているというふうに見ることもできますよね。善意の裏にそういう浅ましさがあるっていうのが、なんとも人間くさいなって。ちなみにondは汗臭い&オタク臭いけどな。(なんでいきなりそういうこと書くんだよ)
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