アルフォート北海道小豆うめぇ。ごきげんよう。
最近はむしろ趣味の多様化どころか逆行してると思う今日この頃ですが
みなさまいかがお過ごしですか。(時候の挨拶とか懐かしいな)
実際のところみんな同じものにはまってるんですが、要はバズった
ものに一斉に飛びついてはあっという間に飽きる、の繰り返しなので
非常にサイクルが短いというか移り変わりが激しいというか、だから
一見多種多様な娯楽があふれているように思えるだけ、というのが
実情ではないでしょうか。
そのようなコンテンツの“消費”行動は、SNSの普及と無関係では
ないというかむしろそれによって引き起こされると思ってまして。
学校のクラスで、あるテレビ番組を見ていないと会話に入れないと
いった経験はなかったでしょうか。
今はあれがインターネット上で全国規模で行われている状態です。
たくさんの人が発信する話題が瞬時に把握できるようになった結果、
自分もそれに乗り遅れたくない、話についていかなければ、という
強迫観念を容易に生じさせやすい環境が出来上がったと言えます。
相対的に、流行なんて関係ない、自分は自分だというとがった人は
少なくなった気がします。
インタネ上の意見に同調圧力を感じ自分の主張を引っ込めてしまう、
ということがあるかもしれません。
角の立つことを言って炎上、を恐れるといった事情もあるでしょう。
それでもわが道をゆく人というのは、SNSがある前から変わらない、
自分以外に無頓着というか無関心なタイプというだけの気がします。
そうではない、世間の評判や他人の反応を気にする大部分の人は、
コンテンツを売る側からすると非常に操りやすいわけです。
最近はマスコミの情報を鵜呑みにしない警戒感が強まっていますが、
そういう自称情強の人ほどネットニュースには無条件に信頼して
飛びつく傾向があるように感じます。
ニュースアプリやSNS経由など媒体が変わっただけで、元をたどれば
既存メディアが発信している情報であったとしても。
情報が簡単に手に入る時代だからこそ、惑わされたり踊らされたり
しないよう不用意に反応しない、一歩引いて客観的に見る、という
接し方が重要なのではないでしょうか。
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