あのさ……アゲアゲって何? こんにちは。
さて、土曜日はJリーグ最終節です。…まさかこんな状況で迎えることになろうとは。ええ、現在14位の新潟が、J1/J2入れ替え戦に引きずりこまれる16位まで後退する可能性が残っています。入れ替え戦で勝てばいいんだし、まだ降格と決まったわけじゃないんだから…、と思うかもしれませんが、私はこの目で見ています。2006年の広島-京都の入れ替え戦を。地力では明らかに当時J1の広島が上回っていたはずなのに、勢いに乗る当時J2の京都が、その勢いのまま広島を飲み込んでしまったような、そんな一戦でした。ホーム&アウェーの一発勝負、何が起こるかわかりません。だから入れ替え戦は非常に怖い。これは避けたいところです。
というわけで、新潟が16位に後退する可能性を考えてみましょう。前節までの順位は以下のとおり。
13位 大宮 勝点40 得失点差-10
14位 新潟 勝点39 得失点差-15
15位 磐田 勝点37 得失点差-7
16位 東京V 勝点37 得失点差-10
新潟と勝点2の差で、磐田とヴェルディがいます。なので新潟が最終節で負けたところで、この2クラブは引き分けても新潟の勝点には届きません。よって、この2クラブが勝って勝点3ずつ積み上げることが絶対条件です。では磐田とヴェルディが勝った場合どうなるか。新潟が負けると、勝点は39のままで、他のクラブの勝点40を下回ります。よって16位に転落です。また、引き分けると勝点40で4クラブが並びます。(最終節は磐田-大宮のカードなので、磐田が勝つと仮定すれば大宮は負けになる) このときは得失点差で順位が決まりますが、新潟は引き分け、つまり相手と同点なので得失点差は-15のまま。磐田とヴェルディは勝つので得失点差は現在の値よりもプラスになり、新潟の-15を下回ることはありません。大宮は負けますが、現在-10ですから、-15を下回るには6点差以上の大差で負けてくれないといけません。いや無理だろそれ。
というわけで、自力で残留(正確には入れ替え戦回避)を勝ち得るには、やはり自身のリーグ最終戦で勝つしかありません。そのカードはというと…新潟-G大阪。やばい香りがプンプンします。今季のアルビレックスは上位クラブ相手にはホームでもあまり勝ててません。ましてや相手はACL王者のガンバ。どうなるんでしょう。やはりここは高望みなどせず、ライバルが自滅してくれるのを祈るしかないんでしょうか。こんな不安な気持ちで結果を待つのは初めてです。
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