お気楽エンジョイなんてできなかった

2007/12/26

むかしのひび

先日背中痛いって書いてたのはカイロ貼ってるのが原因かも…。こんにちは。
人間は血管に空気(気泡)が入ると死ぬと言われていますが、……私入ったことあるんだが。いや、ちょっと本当に入ったかどうか定かではないんですけれどもそれはそれとして。
子どものころ、かぜを引いたり熱を出したときに医者に連れて行ってもらって、そこで点滴を打たれることもあったわけですが。あれがひまでひまでしょうがなくて。腕に針が刺さっているからろくに動かせないし本も読めないし、眠いときは眠っていられるんですけれども、そうでないときは何もすることがない。自分が退屈だっていうより、付き添いで来ているお母さんをずっと待たせるのがしのびなかったのを覚えています。…まあうちの母ちゃんは付き添いなんかしてなくてそこらへん買い物とか行ってたけどな! チキショーッ!(なんなんだ)
そんなある日のこと、また医者に連れられて点滴を打ってもらっているときでした。その日は症状が重かった?のかなんなのか、点滴をおかわりすることになったんですけれども。看護婦さんが薬液の入った袋をつけ替えるとき、ちょっと空気が入ったらしく、気泡がチューブを伝って下りてくるんです。ええ、針が刺さっている私の腕めがけて。当時の私は空気が血管に入ったら死ぬとか知らなかったんですが、それでも「これ空気がこのまま体の中に入っていって大丈夫かな」となんとなく不安に感じました。…が、その後のことはよく覚えていません。
たぶん、点滴のチューブの途中に液をためておく場所っていうか、ポタッポタッて落ちるところあるじゃないですか、あそこで空気がそこから下にいかないようになっているんだと思いますが。そうでなければ私なんで生きてるの、ってことになってしまいますし。

こういったことをひとつ思い出すたび、自分が今生きていることの不思議さや偶然に思いをはせずにはいられません。思いきり舌かんだり、車にひかれそうになったり、むしろひかれたりもしたのに。

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