朝まで株式総会

2007/11/18

むかしのひび

今日はパソコンの基本的な使い方の話です。そんなもん教わるまでもないって人はパスしてください。

パソコンでファイルなどを別のフォルダに移動させるときにアイコンをドラッグしますが、途中でやっぱりやめたいと思うこともあるでしょう。そんなときは、アイコンを元あった場所にもう一度持っていってマウスボタンを離せばいいのですが、デスクトップがごちゃごちゃしているとマウスカーソルを元の場所に戻すのがわずらわしかったり、あるいはデスクトップのアイコンなどですと、戻そうとしてもぴったり元の座標に置けないこともあります。
そんなときに正確に元の場所に戻せる方法があります。それは、ドラッグしている方のマウスボタンを離さずにもう一方のマウスボタンを押すというものです。左ドラッグなら右ボタン、右ドラッグなら左ボタンという具合です。この操作をするとドラッグそのものがキャンセルされて、アイコンの移動がなかったことになります。

って、そもそも右ドラッグとは何ぞや、という話ですが。アイコンをふつうに(左ボタンで)ドラッグアンドドロップすると、ドロップ先のフォルダのドライブがドラッグ元と異なるときはコピー、同じときは移動という処理になります。Windowsの過去のバージョンでは、実行ファイルをドラッグするとショートカットを作成するような処理になっていたものもあったかと思います。これらの動作は、キー操作を組み合わせることで以下のように制御することができます。

Shiftキーを押しながらドロップ → 必ず移動
Ctrlキーを押しながらドロップ → 必ずコピー
Altキーを押しながらドロップ → 必ずショートカットを作成

この制御を、キー操作を行うことなくGUIで実行できるのが右ドラッグです。右ボタンでアイコンをドラッグしてドロップすると、ドロップした場所でポップアップメニューが表示されます。「ここに移動/ここにコピー/ショートカットをここに作成」の中から実行したい項目をクリックすればよいのです。
このように右ドラッグを活用できる操作は、Windows付属のペイントにもあります。消しゴムツールを左ボタンで使うと、ビットマップ上のすべての色が消える(=背景色で塗りつぶされる)のに対して、右ボタンで消すと描画色だけが背景色に置き換えられます。これは地味に便利な操作です。いやそもそもペイントを使う用事がある人がどれだけいるかって話ですけども。

注:文中の左ボタン、右ボタンという説明は、マウスが左利き用に設定されている場合は逆にして読んでください。

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