デジタルはりはり鍋

2007/11/04

むかしのひび

救急救命講習会に参加してきました。こんにちは。
なんか最近、町中でAEDを設置しているのをあちこちで見かけるようになってきまして。心肺停止した人に電気ショックをあたえて蘇生を試みる装置なんですが、そんな医療ドラマでしかお目にかかったことがないようなものを、素人がぶっつけ本番で使えるかどうかとても心配だったので、いっぺんちゃんと使い方を習っておいたほうがいいな、と思いまして。
ということで参加したんですが。肝心のAEDはというと、なんか低周波治療器みたいな形状で、電源を入れると音声が流れるので、すべてそのメッセージにしたがって操作すればよかったです。ですが、実際に実物を確認できたことはためになりました。町中に設置してあるものは、勝手に開けると警報が鳴るそうなので。
それから、心臓マッサージと人工呼吸による昔ながらの救命方法についても実習したんですが、こちらはあらたな発見がありました。救命方法は年々改善というか改訂されていて、昔習ったのとは一部やりかたが変わっていたりします。たとえば気道確保の方法ですが、あごを持ち上げるだけで頭はあまりそらさないようにします。頭や首をみだりに動かして脳や神経にダメージをあたえるのを避けるためです。それから、人工呼吸で吹き込む息の量ですが、胸がほんのちょっと持ち上がる程度でいいそうです。そんないっぱいいっぱい入れなくてもよくて、なので過去にそのように習った参加者はその違いに手こずっている様子でした。
というわけで、とてもいい体験ができました。こういったことはただ知識だけあってもだめで、いざというときに本当に行動に移せるかどうかが重要ですので。

ソーシャル/購読

このブログを検索

コメント

ブログ アーカイブ