明日への扉はやっぱり百合ソングだったんだ! ごきげんよう。
漫画やアニメの学校で昼休みのパン売り場に生徒が殺到する
シーンが紋切り型のように出てくるのなんでだろうと思って。
リリアン女学園ですら争奪戦だったのはちょっと驚きましたが。
いえ…お嬢様学校でそんなはしたない行為が行われるはずが
ないという意味ではなく(むしろ普通の女子高生と変わらない
部分もあるという描写が作中には見られます)、時事ネタとか
最新の流行に流されないこんなかっちりした時代感の作品でも
そういう固定観念にとらわれることがあるんだという意外さで。
きっと後々の作品に影響を与えた代表作みたいなものが存在
するんでしょうけどぼく詳しくないので…(ぉ
起源は不明ですが、これだけ広まった理由は想像ができて、
退屈な学校生活の“にぎやかし”として組み込むのに便利だった
からではないでしょうか。
チャイムと同時に我先にとダッシュしたり、人気のパンを巡って
争ったり、買えずに困っている女の子に手を差し伸べたりと、
動きのあるシーンや登場人物の見せ場を描くのにぴったりだし、
かつどんな舞台でも違和感なく起こせるイベントじゃないですか。
その汎用性の高さ、使い勝手の良さが受け入れられたのかなと。
以前ツイートでいじめのシーンが苦手と書きましたが、あれも
重くはありますが学校生活でのピンチを演出する方法として
フィクションでよく用いられます。それと同類なのかなと。
わかりやすいですがあまりに見かけると飽きが来る、諸刃の剣。
0 件のコメント: