いや焦りすぎだろオレ。こんにちは。
今年のJ2は熱いです。
昨年は広島が序盤から首位を独走し、1年でJ1に返り咲いた快進撃がまさに圧巻でした。
それに対して今季は今のところ、湘南ベルマーレ、セレッソ大阪、ヴァンフォーレ甲府、
ベガルタ仙台の4チームが勝ち点で抜きん出ていて、しかもほぼ横並びで一歩も引きません。
早くも4強による3枠をかけた昇格争いの様相を呈しています。
4チームともJ1経験組、という共通点があるのがおもしろいところです。
とくに湘南は、Jリーグが2部制に移行した最初の1999年に降格して以来、まだ一度も
再昇格を果たしていません。J1という舞台から最も長く遠ざかっている存在でした。
それがなぜ今季は好調なのか。
現役時代(当時平塚)にプレーしていた反町監督が就任したことがあげられます。
前新潟監督で、当時J2だったチームをJ1に導いたという堂々たる実績があります。
その新潟からGK野澤とMF寺川を獲得して、新天地でともにもう一度昇格を目指しています。
他にも、前京都のFW田原など、よそから放出された選手もうまく再起させています。
今のままの調子でシーズン終了までいけば、3位以内は堅いのではないでしょうか。
個人的にも反町監督や野澤は応援しているので、またJ1の場に姿を見せてほしいです。
またセレッソは、2006年オフの再降格以降、毎シーズンつねに昇格候補に名前があがりながら
なかなか上位に食いこめずにいたんですが、今年はモチベーションが高いようです。
MF香川やMF乾といった若い才能と、あと5万人収容の長居スタジアムは(またか)J1に置くべき存在。
甲府、仙台も攻撃力もありつつ堅実にプレーしてますし、また昇格してくれると面白いんですが。
山形、新潟とともに東北、甲信越を盛り上げてくれると地域的にも…みたいな。
いっぽう、J2新参組は軒並み苦戦しているようです。
一度J1を経験したかどうかで、戦い方や意識も変わってくるところがあるんでしょうか。
J1ではつねに成績上位のビッグクラブと、そうでないクラブとの戦力格差が年々鮮明に
なってきていますが、J2でもそのような格差が表れはじめているのかもしれません。
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