龍角散だけに?

2017/02/28

何様

さむ!さむすぎてサムになったw …ごきげんよう。<何

SNSの話を外部でするのはよくないと思いつつ書きますが…、
飲食店の接客に文句をつけるツイートを一日で複数件見かけて
どんよりした気分になりました。
いや愚痴くらい誰でも言うでしょうけど、ただ気になったのは、
その人たちの過去のツイートを遡ってみて気づいた共通点です。
いずれも社畜ネタやクレーマー批判の投稿をRTしていました。
…批判している対象と同じことを自分でもやっているのでは?

ただでさえ人手不足で難儀している飲食業の人に向けて不満を
ぶつけるという、負の感情の連鎖を見て心苦しくなりました。
もし自分のことを“社畜”だと思っている、自身の労働環境を
憂えているのなら、他の働く人のつらさも汲めるはずなのに。
理不尽な客を問題視し叩くほど身に染みているはずなのに。
なぜ自分は気をつけよう、人に優しくしよう…とならないのか。

現実はそれとは逆ということなのでしょう。
逆というのは、一つは自分が満たされていない、不満を抱えて
いるときほど他人にも不寛容になる傾向があるということ。
これはぼくも思い当たるのでえらそうなこと言えませんが…。
争いは同じレベルの者同士でしか発生しない(カンガルーAA略)
や金持ち喧嘩せずという言葉が自然と浮かんできます。

もう一つは…やっぱり今日はSNSの話になってしまいますが、
リツイートの使い方というか、本人の主張との関係です。



ニュースや記事を紹介したり他人の主張を拡散する基準は、
基本的にはその内容が自分の考えに沿っているときだと思うの
ですが、ではどこまで深く考えているかや自分自身のことに
置き換えて考えているかは個人差が見受けられます。

冒頭の、他人を批判しておきながら同じことを自分もしている
人は、あまり深く考えずにRTしているのではないでしょうか。
何となくタイムラインで話題になってるから広めておこう、
という軽い気持ちで便乗しているように思えてなりません。
“炎上”の発祥とされる2ちゃんねるでも、参加者の大半は
面白半分であおる野次馬のような人たちだったと聞きます。
それと同じで傍観者のつもりなのでしょう。だからいつか自分も
標的になる、炎上させられる、そんな危険を冒していることに
気づいていないのです。

最近はどんなアカウントか判断するとき、何をツイートして
いるかよりも何をRTしているかを見るようになりました。
それらに自己矛盾やダブスタがないかというのも観点の一つ。
リツイートもツイート数にカウントされますので、仕様上は
本人の発言と同じ扱いなわけですし、どんな「言葉」を選んで
いるかに人間性が表れると考えるのも無理のないことかなと。

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