今年は招待選手として

現在出荷されているノートパソコンは、みんな側面に小さな穴があいています。ケーブル類を差すコネクタではなくて、ほんとに何もないただの空洞です。何に使うかというと、そこに専用の金具とかを差しこんで、さらにワイヤーなんかを通してロックをかけ、片一方をテーブルの脚にくくりつけます。そう、盗難防止のためです。昨今問題になっている情報漏えいですが、その原因はファイル交換ソフトだけではありません。パソコンや記録媒体を紛失したり、物理的に盗まれることについても気をつけないといけません。そのための穴ということです。
この穴の名前ですが、とくに決められていないようで、メーカーによっていろいろに呼ばれています。多いのはセキュリティスロットですが、なかにはセキュリティホールなんてところも。…いやセキュリティホールって。