ダッチャワイヤード

2010/11/23

ふるいひび

「高町なのは、食べてしまったんですか!!!!????」

多分、私の口の周りに微妙に恋人の愛○がついていたのだろう。
はい、食べました。美味しかったです。と答えた。
すると、「お二人の夜は初めてですか? (答える間もなく)何故なのはさんを食べたんですか?
キスをする前に何故なのはさんを食べたのですか? 順番があるじゃないですか。
服を脱がして前戯をという順番があるじゃないですか!」
と18センチのまま一気にかましながら、持ってきた同人誌の束を手放さずにこう言った。

「これをお出しすることは出来ません。侘び寂びのわからない人はお帰りください」
唖然とした。「だってここでなのはが誘ってきたから、食べちゃイヤ…なんて言ってないから食べました。
じゃあ、今からシャワーを浴びまくるよ。それで口の中も洗って最初からやり直すよ。
それでも駄目なんだ?」と訊ねたら、また同じことを言われた。
ルキノを見たら、ルキノは「かあぁっ」と赤い顔で奥でもじもじしている。
そっか、わかった。次はアルトだ。3秒ほど無表情で見詰めたら、反応があった。
「フェイトさんはへたれ攻めですか? ためらいって知ってますか?
いきなり脚の間に顔を突っ込みますか? そういうことです。そんな神経の人にレズってもらっては困るのです」
ここでまたシャーリーがかまし始める。
「うちは壁配置目指して必死にやっているのですよ。実体験シチュを提供してくれないなら、やっていけないんですよ。
本番が冒頭から入っていたらまともにストーリーを味わってもらえないじゃないですか?
そんな人にうちの作品を読んで百合を判断されたら、もう終わりなんですよ、はぁーはぁーはぁっ」

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