[なぞ] 2009/09/13

このどうしようもない気持ちから救ってほしい。どうか。

自分を信じられる根拠がない。自分を信じさせられるだけのことを、何もできていない。
努力で乗り越えてきた自負はある。けれど、ただやりきっただけ。やり過ごしただけ。
そこに一定の成果があったとは言えない。人並み以上に、いや人並みにさえこなせない。
他人と比べるべき性質のものではない、と言い聞かせてみても、やはり人は「選ぶ」わけで。
だからこういう方向に走る。オンリーワンという言葉は、競争を忌避した人間の逃げ口上。
死にもの狂いで何かに取り組むこと。その機会を奪われて、どうたくましく生きろと言うのか。
けれど逆に、争いの後にはむなしさしか残らない。お疲れさまの挨拶回りの後は、もう。
灰になった体に鞭打って気勢をあおって、そしてまた死に戦に出る。そうとしか思えない。

好きな人に会った後は、きまって寂しくなる。
またいつか会えるのに。わかっていても、怖くて。
誰かに許されているわけではないというこの状況。
もしかしたら、という強迫観念。死神の鎌の夢を、何度も思い出しては自分の体を抱く。
本当に、これからもここにいていいんだろうか。
闇を知って、それでも光の中で笑っていられるか。
廃頽の原因となっているなら、取り除かれるべき。
ぼくがこれからやろうとしていることは、禁忌の扉を覗く行為。それでも、逃げるものか。

それを叶えるのは、きみの本心からの言葉だけ。だから、

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