[こころ] すぽーつ

 私は生まれてこのかたテニスをやったことがありません。ラケットをにぎったことがないというレベルです。それはさておき。
 高校まで部活動でバスケットボールをしていた私ですが、大学では1年ほどサッカーをやりました。もともとどちらも好きなスポーツだったのですが、どうせならいろいろ経験したいということで。そのときに気づいたことなのですが、どうもサッカーとバスケットでは勝手がちがう部分があるぞ、という。
 たとえば、体の動かしかたがちょっとちがうんですよね。ディフェンスをしているときの腰の高さや、横に移動するときに両脚を交差させるクロスステップの使いどころですとか。これはサッカーでは股抜きがあるのであまり脚を開けないという制約があるからでしょうか。あとセットプレイでマークするときなど、あまり密着してマークしても相手にすぐ振りきられてしまう気がして。逆に私がオフェンスのときなんかはバスケットばりのターンフェイントなどを使うとわりとあっさりマークをはずせたりしたものです。でもジャンプ力が低いので役立たずでしたが。ほかにもファウルは、サッカーではときおりラフなプレイも見られますが(本当はファウルなんですが)、バスケットではボールを取ろうとして相手の腕をはたいただけでも笛を吹かれます。などなど、サッカーのプレイ中にはポジショニングや体の使いかたがバスケットで培ってきた感覚とずれている部分があって、そこは慣れるのに苦労しましたが同時になかなかおもしろいものだと思いました。
 そういえば研究室時代にソフトボールをやったときは、ももの後ろ側やおしりの筋肉が痛くなりました。バスケットやサッカーのときにはそんな部分だけが筋肉痛になるということはなかったので、おそらく使っている筋肉がちがうんだろうなと。というようにひとくちにスポーツといってもそれぞれ考えかたや体の動かしかたがあって、複数の種目を経験したことがあればそれらのちがいや共通点などをあげてみるのもおもしろいかもしれません。
 そしてこのごろ思うのは、スポーツは体だけでなく心の健康にもつながるということ。運動しないでいるとストレスもたまりますし、気晴らしのためにも思いきり発散するのがいいかと思います。

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