不便益システム研究所

2018/12/13

何様

蒟蒻畑いちごミルクうめぇ。ごきげんよう。

某インターネット通販サイトをみんなして悪口言いながらも
使い続けてるの、DV男に依存してる女と変わらんなと思って。
(でたよ)
よく聞く悪評やこれまで話題になった問題は以下の通りです。

  • 予約した商品が発売日に発送されない(いわゆる(ry
  • 問題の多い配送業者の使用
  • 日本での法人税不払いなど課税逃れ
  • 従業員の労働環境の問題
  • 発売前レビュー、怪しい日本語のレビューなど信用の低下
  • 第三者取引に悪徳業者が入り込み詐欺が多発
  • 電子書籍読み放題サービスから人気漫画を一方的に削除
  • コミックLOの販売停止

これだけのことをやらかしたらどう考えても合わせ技一本!
なのに、ほとんどの人がそのサイトから離れようとしません。
(ていうかもう匿名トークいらねえだろ)
他の企業が不祥事起こしたときと態度が違いすぎませんか?
まあ便利なんでしょうね。何とかプライムとかビデオとか。
漫画の海賊版サイトが問題になったときも「違法は違法だが
最も利便性が高いのも事実」という意見があって、便利なら
悪魔に魂売ってもいいのかよ…と途方に暮れたものですが。
人間、一度堕落すると理性的な判断ができなくなるようです。

というか、ぼくのように応援している個人や会社に優先して
お金を落としたい、相対的にそれ以外のところにはなるべく
貢ぎたくない、という考え方で行動する人を見かけないことが
意外というか不思議でなりません。
クラウドファンディングやふるさと納税がこれだけ認知されて
きたにもかかわらず、です。まだまだ返礼品目当ての利用が
主で、理念の共有というところまで成熟していないのか。



欲しい物を手に入れるためだったらどこから買ってもいい、
という発想を捨てなければ、不正転売や問題のある業者を
なくすことはできません。
SNSでもどんな人が投稿したかを確認することがデマ拡散の
防止につながるのと同じように、販売している相手の実体や
評判をよく知ることが重要です。賢い消費者たれ。

どの店やサイトで物を買うか、という消費行動は、ぼくたち
一人ひとりにできる事業者への意思表示です。売り上げの
増減という目に見える形で影響を与えるわけですから。
自分がこれからも利用したいと思う場所で買い物を続ければ
存続する力になりますし、ここは利用したくないと思って
訪れなくなればいつか閉鎖するかもしれません。
無意識のうちに行動で意思を示していることもあるのです。
そこを意識的に“投資”先を選ぶ人が増えたらよりよい社会に
なるのではないかという期待があります。

そもそもみんなネット通販ばかり利用するようになった結果
運送会社が人手不足になったり書店が姿を消しているわけで、
自分の日頃の行動が少しずつ世の中を動かしていることを
もっと自覚しなければいけません。

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