ちょ!ま!

2016/11/09

投げっぱなし

スタイリッシュ竹馬パフォーマーっているのかな。ごきげんよう。

…いきなり変な話するかもしれませんが。<おまえの日記だよ?

以前近所にあったごはん屋さん、遠くなるのでもう食べに来られない
かもしれないと思って最後に何日か通った、その最終日のことです。

アルバイトとおぼしき店員の女の子がちょっと気が利かないというか。
まず客が店に入ってきても挨拶がない。
厨房で調理していた店主のほうが先に気づいていらっしゃいって奥から
声が飛んで、それにつられていらっしゃいませって…いや遅いし。
水を運ぶのも遅くて、観察してみるとぼーっとしているとか上の空と
いう様子はなく、たえず動いてはいるんですがスローモー(死語)で、
それもどんくさいというよりマイペースな感じ。

いや遅いのはいいんですが、相手を待たせている自覚がないというか。
他の客がその店員を呼んでも、はいと返事しただけでおかまいなしに
別の作業を続けてたり。…いやいやいや。
そこは手がふさがってたら「今行きます」とか「少々お待ちください」
とか一声かけるべきだろと。
さすがにそれは店主も小声で注意していたようですけども。
接客含めて言われた仕事しかできないタイプ、もしくは自分の手元が
優先で声をかけられても割り込みができないタイプなのでしょうか。

で、この店員の態度がどうこう言うつもりは全然なく、もしかしたら
アスペルガーなのかもしれない、と考えながらずっと見ていました。



発達障害は言葉の認知こそ広がってきてはいますが、実態の認識や
理解にはまだ遠い状態です。
特徴が見た目にはわかりづらい、一人ひとり違うので定義や説明も
しづらい、というのが主な要因ですが。

そのためか、ネット上では「この漫画が理解できない奴はアスペ」
などと、中途半端な知識にもとづいた決めつけや差別的書き込みが
見受けられ、これが誤解の元になったり正確な理解の妨げになって
いるように思われます。
間違った知識を“騙”ったり拡散する人たちには腹立たしさを覚えます。

そんな簡単に判別できるようなわかりやすいものではないのです。
わからないからこそ当事者はみな生きづらさに悩んでいるのです。

さいわいその日はその店員の様子を気にする客もいませんでしたが。
一人ひとりが正しい知識を持ち、世の中こういう人もいる、こういう
可能性もあると「かもしれない運転」で相手に接することが寛容な
社会の実現につながる、などとカレーを食べながら考えていました。

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