おどけて遊ぶ子猫のように寄り添っていたい

2008/09/24

むかしのひび

最近いつ寝てるのかわからない。こんにちは。
ソフトバンクの王監督が辞任を表明しました。自身の体調不良がチームの後半の失速に影響したと気にしていたそうなんですが…、実際のところどうなんでしょう? 実務的に言えば、ベンチにはほかにもコーチとかいっぱいいるわけですし、監督ひとりが不調だからってゲームの指揮に支障をきたすようなことは実際にはない気がするんですが。
ただ、王監督の存在が、選手たちの心の中ではとても大きな、偉大なものであったこと、これは間違いないように思います。それを印象づけるのは、ダイエー時代の2001年のローズ選手(近鉄)、2002年のカブレラ選手(西武)との対戦でしょうか。どちらも年間55本塁打という王監督の記録に並び、あと1本で記録更新というところまで来ていました。そんなシーズン終盤の対戦で、ダイエーの投手は両打者に対して四球を連発し、まともに勝負にいきませんでした。結果として二人とも記録更新を逃した、というできごとがあります。
この四球について、王監督自身は何も指示していないと伝えられています。つまり、ホークスの投手やバッテリーが、王さんの記録を破らせたくないという独断で勝負を避けたということになります。そういう愛情表現はどうかと思う面もありますが…、それでも、それだけ選手たちに尊敬され慕われていた監督だったと言えるでしょう。

ソーシャル/購読

このブログを検索

コメント

ブログ アーカイブ