おいしかったのなら、よかったね

2006/01/27

むかしのひび

そういえばMKタクシーがバス事業に参入する話はどうなったんだろう。…ondです。
私の仕事場の周辺には、町家と呼ばれる昔ながらの木造の家屋が多く建っています。情緒ある古風な町並みがつづく小路を抜けるのは、出勤時のひそかな楽しみだったりします。ランドセルしょった女の子とすれちがうのはもっと楽しみですが。<台無しだ!! しかし、なにぶん建物が古いですので老朽化が心配です。歴史文化を保存しようという動きもあるみたいですが、時代の流れには逆らえないのが現状で、つぎつぎ取りこわされたり、空家のまま放置されて風雨にさらされています。そしてここの日記のネタの老朽化はもっと心配です!(なんで脈絡もなくいきなりそういうこと書くんだよ)
でまあ、そういう家々をちょくちょく見ていると気がつくことがあります。町家のなかには、先に書いたように長いことだれも住んでいない家と、人がいたりお店を開いている家とがあるんですが、全体的に空家のほうが建物の損傷がはげしかったり、見た目がみすぼらしいように思います。いえ、住人がいれば掃除したり修理したりするだろってのもあるんでしょうが、そういう話でなくて、なんというか老けるスピードが全然ちがうんですよね。だから、人が住んでいるとそのエネルギーが家にも伝わって、それで元気になって長持ちするのかな、とか。いささか非科学的ですが、そういうこともあるのかなと思って。町家の姿をいまも支えているのは、この地に長年暮らしてきた人々の営みや息吹なのかもしれません。

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