2005年9月2日金曜日

それは手と手が触れあった瞬間の魔法

○今日のBGM「阿修羅姫」(ALI PROJECT)

私はアンケートは信用していません。ちまたではさまざまなアンケートが実施されて、その集計や結果が発表されていて、それを元に、これこれがこれだけ支持されているとか、こういうものに人気が集まっているという判断によく使われますが。そういうパーセンテージのたぐいは信憑性に欠けていると思います。
たとえば、最も最近の(変日本語)例でいくと、こんどの総選挙にかならず投票に行くと答えた人の割合が65パーセントなんだそうです。…んなわけあるかい。そんな投票率の国政選挙なんか生まれてこのかた見たことありませんよあたしゃあ。ではなぜ65パーセントなんていう数字が出てきたのか。これはたぶん全体の65パーセントという意味ではなく、アンケートに回答した人のうち65パーセントということなのでしょう。このアンケートがどのような方式で行われたかは知りませんが、選挙にまったく関心のない人や社会参加に非協力的な人はそもそもそんなアンケートには答えないでしょう。もちろん投票にも行かない。つまり、このアンケートを答えなかった人が選挙に行く割合はほぼゼロと考えたほうがいいです。したがって、たとえば有効回答数が6割だったとすると、投票に行くと答えた人の全体に占める割合は60×65=39パーセントということになります。おっ、なんか実際の投票率に近い値が出てきましたね。まあつまりはこういうことです。パーセンテージの数値なんて、主催者が発表するときにどうとでも変えられるってことなんです。
それとは別に、母集団のとりかたというかサンプリングの公正さにも日ごろから疑問を感じています。本当にすべての人の平均になっているんだろうかって。留守番電話にたまにアンケート調査のメッセージが入っていることがあります。あれいっぺん回答してみたいんですけれど、なかなか私が家にいるときにかかってきてくれません。これもそういうことですよね。単身者で留守がちの人の回答はすくなく、いつも家にだれかいる世帯の回答が多いということになります。しかも、家にいる時間が比較的多いのは働いていない人、たとえば主婦やお年寄りの割合が多いわけで、その時点で標本のとりかたにかたよりができてしまいます。街頭アンケートの場合も、行う場所や時間帯によってどういう層の人が多くなるかというのはまちまちです。サラリーマン中心だったり、買いもの客中心だったり、若者中心だったり、コスプレイヤー中心だったり。(最後何) 私はだまされませんよ、だまされるものですか。

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