抱いたん?

2003/11/23

むかしのひび

今夜は祝杯です!
それと同時に、この世にまたひとつあらたなヤドリビアが誕生しました。っていうかただのジンクスですけど。それは「J2に降格した2クラブのうちどちらか1クラブは翌年J1に昇格する」というものです。まあ、まだJリーグ2部制が導入されてから5年目くらいなので統計もなにもあったもんじゃないんですが、とりあえず確認VTRをごらんください。

1999年 浦和・平塚(現湘南)が降格 → 2000年 札幌・浦和が昇格
2000年 京都・川崎が降格 → 2001年 京都・仙台が昇格
2001年 福岡・C大阪が降格 → 2002年 大分・C大阪が昇格
2002年 広島・札幌が降格 → 2003年 新潟・広島が昇格

ほらー。そして、これら復帰を果たしたチームにはそれぞれドラマがありました。2000年の浦和と言えば小野選手です。将来日本のエースかと騒がれた小野選手にとって、J2でプレーすることはマイナスアピール必至でした。当時すでに海外行きの話もあがっていたのですが、チームメイトとの絆をえらんだ彼はよそに移籍せず浦和に残り、自身のケガとも闘いながらチームを1年でのJ1返り咲きに導きました。その翌年に晴れてヨーロッパに渡ったわけです。また、2001年の京都では、韓国の若きエース、パク・チソン選手が活躍しました。ワールドカップ2002でのスーパープレーはまだ記憶に新しいところです。ほかにも黒部・松井両選手の成長も目立ちました。2002年のC大阪は、森島・大久保の新旧日本代表プレーヤーを抱えてのまさかの降格という悪夢からみごと立ち直りました。そして今年、2003年の広島はこれからの日本サッカーを担う若い選手ががんばりを見せ、世代交代による古豪復活を強く印象づけました。いいですね。いい話です。ていうかドラマ仕立てのストーリーに弱いですね私。
今季、このジンクスの実現を予感していた私は、はじめから残るイスはひとつだという気持ちで声援を送っていました。そして悲願の栄光を手に入れたわけですから、たいしたものです。このままの勢いで、新潟はどうか上がったり下がったりのクラブにならないよう上昇しつづけていってほしいと思います。

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