とばずなかず夫婦

2003/05/03

むかしのひび

ondです。バリスタとお呼びください。お風呂の排水口のまわりをたまにはってことで念入りに洗っていたら、なにやら放送コードギリギリの黒いよごれがそれはもうデロデロデロっと。わずかなすき間によごれがつまっていたらしいんです。なんかもう世界の終わりを見た気がしました。この家はいったいどうなっているのやら。まだまだつつけば何が出るか計り知れたもんじゃないマイルームです。
それはそうと。たまたま電車に乗り合わせた男の子がハイレモンを食べているのを見てものすげえ懐かしくなり、たまらず買ってしまいました。言わずとしれたあのラムネ菓子ですね。青のヨーグレット、黄色のハイレモンという、それぞれヨーグルトとレモンのほんのりとした酸味がおいしいんです。なんか薬の錠剤みたいな入れものも特徴的でしたし。一粒口に入れるたびに童心に返るようです。今にして思えばどうして子どものころあんなに一生懸命に食いあさってたんでしょう。似たようなのでジューCとかもありましたね。昔のお菓子って意外と覚えているものです。あのときなにげなく食べていたのに、それとも子ども心だったからこそ記憶に深く残ったのか、それはわかりませんけれど。最近増えている復刻版ブームとか昭和テイストをしのぶ傾向とか、そのあたりにヒントが隠されているような気がします。
で、そういう昔の食べものなんかの話になると、きまってコーヒーガムとか前田のクラッカーも懐かしかったねと名前を出す私なんですが、そのたびにあからさまにあんたいくつだって顔をされます。話を聞くとそれらはもうひと世代上の人しか知らないはずだって言うんですが、でもたしかに覚えがあるし懐かしいのになあ…。私はどこかで記憶をまちがっちゃったんでしょうか、それとも自分で思っている以上に歳食っちまったのか。にわかに自分の若さに自信がなくなってきました。

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